会長あいさつ

総社商工会議所女性会 会長 清水祐子


会員の皆様には、女性会活動に平素よりご支援ご協力を賜り厚く御礼申し上げます。

 昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響の為、予定していた幾つかの事業が中止又は延期ということになりました。殊に、十一月開催予定だった十周年記念式典も残念ながら延期としましたが、一日も早い新型コロナの終息を願い、引き続き準備を続けて参ります。

 そして、思いもよらないコロナ禍でも、対面による事業が難しい中、オンラインセミナーを開催したり、移動にも制約がある中で総社を知ろうと題して鬼ノ城散策をしたりと、状況に応じた形式で取り組んで参りました。

 さて、新一万円札の顔でありNHK大河ドラマの主人公でもある渋沢栄一氏は、日本の商工会議所の生みの親でもあります。「論語と算盤」を著し、論語を拠り所に倫理と利益の両立を掲げて富は社会に還元すると説き、福祉活動にも尽力し、日本近代の父と称される人物です。

 私共女性会でも令和二年十月に第一回「総社おとな論語塾」を開催し、渋沢栄一氏をはじめとする多くの人に影響を与えた論語の奥深さや言葉のもつ魅力を知りました。今後も学んでいきたいと思っています。

 結びに、明るい未来が開ける事を願い、今後も地域社会に役立つような総社を元気にする活動をして参りたいと思いますので、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。



令和3年4月